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奥入瀬渓谷


 奥入瀬渓谷と十和田湖に行く機会があった。青森県まで延々時間をかけて行くのかと思っていたら、新幹線ができている。それを使って東京から3時間と少しで青森県八戸に行き、さらに1時間余りで十和田湖のほとりに到着。東北も本当に近くなったものだと実感した。

 実は、奥入瀬には1970年秋に一人旅で来たことがある。北海道に行く途中で秋田県側から入ったものであるが、奥入瀬から八甲田を抜けて青森市に行き、そこから青函連絡船に飛び乗った。

 大学時代のことで、今から33年前のことになる。懐かしい限りで、そのときの写真をスキャナーでパソコンに取り入れていて、時折眺めることもある。しかし、今回びっくりしたこと現実に目の前にある風景が、その33年前の写真や記憶とほぼは、同じだったことである。




 もちろん、奥入瀬渓谷には、今ではビジター用のトイレや散策路などが整備されている。いうまでもなく、そういうものは33年前にはなかった。しかし、渓谷を流れる川の水や苔むした岩の感じが、昔のままなのである。加えて十和田湖の風景もこれまた33年前そのものなのには、実に驚かされた。自然保護が徹底されていたからか、それともこの地域がとんと発展してこなかった証左なのか、いろいろとこれを解釈することができようが、いずれにせよ自然が昔通りに残っているのは、喜ばしい限りではないか。



 宿についたら、ねぶたの義経と弁慶の像があった。仙台の七夕と秋田の竿灯と並ぶこの東北三大祭り、一度は見てみたいものである。それやこれやで、何とも楽しい旅となった。




        奥入瀬や

        想いを馳せる

        安宅関



(2003. 6.30)

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