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明治神宮の花菖蒲



 明治神宮に行って、この季節に有名な、花菖蒲を見てきた。千代田線で明治神宮前駅で降りたとたん、大雨が降ってきたので、やむなく表参道まで撤退し、そこでしばらく時間をつぶしてから、歩いていった。都心とは思えないようなうっそうとした森林の中を、家内と「フィトン・チッドにあふれているね」といいつつ歩き、たどりついた入り口で拝観料を払って中に入った。椎、樫、楠などの照葉樹の林を抜けると、ぽっかりと空間が開けて、そこにはちょうど細長い段々畑形式の水田のようなものが広がっていた。1500株もあるようで、花の色は、青、紫、黄色、白、赤紫、ピンクと、まさにとりどりで、その美しさに感激した。

 ちなみにここは、いうまでもなく明治天皇と昭憲皇太后の遺徳をしのんでお祀りする神社であるが、花菖蒲は明治天皇が皇太后がお好きなのを知って植えさせた花だったとのことである。大正11年に明治神宮が出来る前は、この辺り一帯は南豊島御料地(皇室の所有地)といって、現在の御苑一帯を除いては畑がほとんどで、荒れ地のような景観が続いていたようあるが、それを照葉樹を中心としてここまでにした経緯が、明治神宮のホームページに載っている。今となっては、たいへんな東京の財産であるといえる。






(2007年6月14日記)

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