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根津千駄木の下町祭り
9月中旬の土日に行われた例大祭


 近くの根津神社では、毎年9月中旬の土日に例大祭が行われ、これはプロの屋台がぞろぞろと並ぶような、どの神社でも行われている普通のお祭りである。綿菓子、飴、チョコレート菓子に始まって、お定まりのタコ焼き、射的、金魚釣りに加え、最近はとみに数多くなったお好み焼きといった屋台がたくさん並ぶ。そればかりか近頃では、「Indian Food」などというエスニック料理がちらほら出てきたのはご愛敬だが、それもむろん屋台形式である。いずれにせよ、あのけばけばしい屋台というのは昔ながらの馴染み深い形式なので、これはこれで、なかなか良いものである。そういったところに、御神輿担ぎを終えて法被を着たままの親子連れ、誘い合わせてきた子供同士、カップルや観光らしき外国人などがたくさんやってきて、大賑わいとなる。

10月18日と19日に行われた根津・千駄木 下町まつり


 ところが、同じ根津神社を舞台として、秋にもうひとつのお祭りがある。それは、10月18日と19日に行われた根津・千駄木 下町まつりである。今年は、第10回ということであるが、もう20年ほど前から「文京・台東 下町祭り」として行われていたものであるが、10年前に突然、台東区が下りると言い出して大騒ぎとなったことがある。このあたりは、谷根千、つまり谷中・根津・千駄木といったひと固まりの下町地区なのだけれども、谷中は台東区、根津・千駄木は文京区というように、たまたま行政区画が違うので、こういったややこしいことが起きる。

 それで、どうしたかというと、根津・千駄木地区が自分たちだけでやると独立宣言をして、それで根津神社などを舞台として10年あまりも続けてきているというわけである。そういうことで、この期間、 根津神社には屋台らしきものが立ち並ぶのだが、プロではなく、すべてアマ、つまり近所のおばちゃん、おじちゃんたちが手作りのものを売っている。だから、プロが運営する9月の例大祭とはまた違った雰囲気が出る。たとえば、屋台はプロ仕様のけばけばしいものではなくて、町内会用の白いテントである。また、こちらのお祭りでは、人力車が走ったり、下町のおばさんたちが「かっぽれ」を踊ったり、年によっては大道芸が演じられたりして・・・、神社で行われる普通のお祭りとは、やっぱり違うのである。

根津神社の脇に咲く紫式部



(2008年10月31日記)
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