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沸騰シティ・ドバイその後
バブルで沸騰したあと、再びかつての静かな南国風景に戻るのだろうか?


 2008年秋の世界的な金融危機の波は、いままで不況とは無縁だと思われてきた中東地域にまで及んできた。とりわけドバイは、世界一の高さのビル、世界一の豪奢なホテル、他に類のない椰子の木型の大規模埋立地、世界初のエコ・シティなどの建設に沸き、まさに沸騰しているバブル状態が続いていたが、08年晩秋になって、雇用調整や計画の停止などが目立ってくるようになってきた。

 現在、ドバイには、全世界のクレーンの3分の1が集中しているといわれているが、いまやその多くが止まっている。また、ドバイの海岸において、ひとつで100万人が居住するといわれる椰子の木型の3つのリゾート島や、1000メートル以上の高層建築などのプロジェクトを推進しているナヒール社は、11月末に全従業員の15%に相当する500人の削減を決めた。

 この調子では、ドバイ全体が、不況の波に沈み込みそうである。やはり、あぶく銭と同様にバブル経済などというものは、あまり長続きしないもののようである。



(2008年12月22日記)
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