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徒然118.H&M
 この不景気の時代に都に流行るアパレルの店はというと、1にH&M(世界のアパレル製造企業の売上ランキング第4位)、2にユニクロ(同第7位)、3と4がなくて5にZARA(同第2位)、6にGAP(同第1位)というわけである(注)。そこで、3連休の最後の日に、家内と銀座のH&Mへ行ってみた。松坂屋の少し先、ZARAの隣あたりに、ちょっと安っぽいビルがあって、H&Mと書いてある。

 このスウェーデンのSPA(アパレル製造業)であるH&M(Hennes & Mauritz)が日本に上陸したのは、昨年の9月13日のことである。その初日の売上げは、なんと9000万円にもなり、来店者は8000人だったといわれている。確かにその日の新聞記事によると、雨の中、あの銀座通りに何百メートルもの傘の行列ができていた。それに比べると、4ヵ月が経った現在では店内はもう、かなり空いてきている。入るのに行列を作るようなことは全くなかったし、店内は混んではいるものの、自由に歩きまわることができた。

 まず、家内が女性のフロアをざっと見渡したところ、どうもあまり、これはという商品がないらしくて、すぐに興味を失った様子である。それでは、紳士のフロアへ行こうと思ったところ、なんとまあ、紳士の分は地下一階だけらしい。そこへ行ってみると、安っぽいシャツなどが多くて、買いたいと思っていたブルゾンがほとんどない。それでも、少し分厚いが、全体に青い色で、ジッパーが逆ハの字型の斜めに走っていて、ちょっといいかな、と思うものに出会った。サイズを見ると、42、44、46、48と、SサイズとMサイズばかりである。やっと、たったひとつ、Lサイズに相当する50のものを見つけることができて、うれしかった。

 さて、そこで試着をしてみたのだが………、袖に腕を通してみたまではよかった。手の長さがちょうどよく、肩も余裕ではまっている。ところが、前のチャックを締めてみて、びっくりした。おなかにぴったりなのである。下に着ているのは肌着と色ものシャツを1枚といういでたちで、それでこのブルゾンがぴったりということは、もうこれ以上、セーターなどを着ることができないことになる。しかも、このブルゾンの丈の長さが短くて、ベルトの上までしかない。これは変だなぁと思いつつ、鏡に我が身を映してみて、ようーくわかったのである。これは、体が逆三角形の、若者の体型に合うようにデザインされているのだ。

 やはり、孫まで出来てしまった私には、ちょっと………いやいや、まるで………合わなかったかと思いつつ、寂しく家路についたというわけである。途中、女房が慰めてくれること、くれること。やはり、我々のような都心在住の中年世代は、三越・高島屋で買うしかないか………お金がかかるなぁ。



(注) 括弧内は、世界のアパレル製造企業の売上ランキング。ちなみに3位はリミテッド、5位はネクスト、6位はリズ・クレイボーン ___(出典:ユニクロのHPより)

(2009年1月13日記)
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