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葉牡丹と蝋梅
葉牡丹


 いまは、冬の真っ最中だから、町を歩いていても、色彩に乏しい。その中で、わずかに花でも見つけると、誠に心温まる感じがする。たとえば、葉牡丹である。英語で、「ornamental cabbage」というように、周縁部の緑色に縁どられているところを見れば、まさにキャベツそのものである。しかし、中心部には、白、クリーム色、紫、赤などに色づいた葉が密集して同心円状に集まり、なかなか美しいものである。耐寒性に優れているらしくて、冬の公園やら庭園やら道端に置かれていると、それだけで心が和む。

蝋梅(ロウバイ)


 ところで、この季節に見られる「蝋梅(ロウバイ)」も、なかなか貴重な花である。黄色くて可憐、それでいて、とても良い香りを放つ。17世紀頃に中国から渡来したロウバイ科ロウバイ属の落葉低木という。その名ある「梅」の仲間ではないらしい。ともかく、香りが良いので、寒い中、それがとても印象的な花である。

 以上の二つの写真は、実は先週に行った上野東照宮の冬ぼたん展のときのものであるが、次にお示しするこの写真の花は、いったい何か、すぐおわかりであろうか。よく見ると、アロエの厚ぼったい葉の間に咲いているではないか。近所でこれを見たとき、アロエと一緒に見慣れないサボテンでも植えているのではないかと思ったほどだが、さにあらず。やはり、これはアロエそのものからにょっきりと出ていた。つまり、アロエの花というわけだ。アロエは本来はアフリカ大陸南部が原産地であるから、気温の高い所を好む植物であるが、キダチアロエという種類は、暖地では戸外でも育って、冬に赤橙色の花をつけるという。テレビで八丈島にアロエの花の群落を見たが、これをたくさん見たかったら、八丈島に行けばよろしいようだ。


アロエの花



(2009年1月25日記)
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