<< 鉄道博物館 | main | 徒然130.紙一重の差 >>
都庁前のスノーアスリート



 さて、土曜日となった。先週は、停まっている特急電車の中で駅弁を食べるという珍妙な土曜日だったので、今日こそはまともに過ごそうという気でいた。花を見に行くというのが無難なところであるが、今年は暖冬なので、熱海近辺の梅はもう散ってしまっているようだし、ソメイヨシノの桜見物には早すぎる。だいたい、電車に乗ってちゃんとしたところに行こうとする割には、その当日に突然に思いつこうとするのも、無計画の極みである。まあ、それも中年の気ままなところであり、決して悪くはないし、むしろ時間の自由が利く人種の特権ともいえるものである。

 まあ、そんなことを思っていても行先が決まらないので、こういう場合のとっておきの策として、東京都庁のウェブサイトの
イベントカレンダーを見ることにした。冒頭に載っていた写真は、浜離宮恩賜庭園の菜の花であるが、3年前に見に行ったことがある。そこで、何かないかと本日のイベントを見たところ、「Tokyo Snow Style」を都庁前広場でやっている。「世界を舞台に活躍するスノーアスリートによる高さ約15mからのダイナミックで華麗なフリースタイルパイプテクニックをライブで披露、フリースタイルパイプ競技の魅力・醍醐味を実感して頂きます」とのこと。



 そういえば、しばらく都庁の辺りには行っていなかったので、出かけてみることにした。丸の内線に乗って都庁に着いてみると、午前中は太鼓をドンドンと鳴らすパフォーマンスが騒がしいので45階の展望台に一時避難をし、昼過ぎになって見物に下りてきた。会場には、クォーターパイプの雪の滑り台が用意されていて、下から見上げると、すごく高い位置にある。そんなところから、スノーボーダーたちが滑り出した。最下点まできて、それから垂直に上がっていき、空中に放り投げられる。そこで体を捻ったり捩じったり一回転したり、自分のボードを手で触ったりしてから、落ちてくる。中には10歳の子(平野歩夢くん)もいたりして・・・、よくやるものだ。それから、今度はスキーヤーも滑ってきて、こちらはもっと過激である。日本のスキーをそろえて捻り、そしてぐるりと一回転して落ちてくる。あっ、滑り台の角にぶつかったりして・・・やっぱり、かなり危ないんだ・・・。でも、怪我をするような下手な人はいなかったので、相当なレベルの人たちである。



 新宿駅への帰りすがら、地上50階のコクーンタワーが見えてきた。学校法人のモード学園が建てた校舎だが、見れば見るほど、不思議な形状をしている。名前のとおり、繭玉を縦にしたような外見をしていて、一見不規則に走っている外壁の線は、確かに繭を思い起こさせる。上層と下層にすぼまっている縦にシンメトリーな形であるから、見ていて安心感がある。モード学園のウェブサイトには「コクーンタワーは、新時代のクリエイター誕生にふさわしいあらゆる設備を満載しています。ひとり一人の感性を刺激するこのモード環境が、次世代を担うあなたの夢を大きく豊かに育みます」とのこと。ちなみに、この学園は、名古屋駅の近くにも変わった形のビル、スパイラルタワーズを建てたことでも、有名である。36階のこのビルは、天に向けて捻り上がるような形となっている。

モード学園コクーンタワー




 都庁前のスキージャンプ(ビデオ)は、こちらから。


(2009年3月7日記)
カテゴリ:- | 21:23 | - | - | - |