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一眼レフのお勉強(4)連写機能とピント
連写したスマトラトラ
連写したスマトラトラ


 しばらく、ライオンを眺められる位置を占拠していたので、ほかのカメラマンにその場所を譲った。そして次に、スマトラトラのところへ向かうことにした。失敗を引きずるのは嫌なので、ここで再びガラス越しに室内の動物を撮ることができる。ところが、先ほどのライオンは岩の上に坐ってじっとしていてくれたのに、このトラは、右へ左へとせわしなく動き回るではないか。被写体としては、こちらの方がはるかに難しい。そこで、コンティニュアスAFと連写機能を使うことにした。CAFのボタンと連射ボタンを押し、被写体にカメラを向けてシャッターを半押しすると、ピピピッという音がして、ピントが合った。そこで、シャッターを全押しし続ける。カメラはカチャカチャと音を立て続ける。今から思うと、暗い室内だったので、ISO感度をもっと上げればよかった。800でも、構わなかっただろう。それに気付かずに200のままとしていたので、動きの速い目の前の画像は、やはりボケてしまった。それでも、何とかそれなりに収まったものが撮れたのが、上の写真である。なお、コンティニュアスAFのときは、いわゆる横方向への流し撮りをする場合は、手ぶれ防止機能を横方向のみ、オフにする必要がある(IS.2)。

 その次に、ホーホーッと、やたら元気な声を出している方向に行くと、そこはシロテテナガザルのオリだった。なんとまあ、クジャクのオスと同居している。喧嘩しないのだろうか。しばらく、クジャクが羽を広げてくれるのを待っていたが、どうやらそんな素振りもない。そこで、猿の方を被写体にすることとしたが、このテナガザルもあっちへ行ったりこっちへ行ったりで、落ち着かない動物である。それでも、しばし枝にやすんでいるところを連写することができた。今度は、光も自然光であり、うまく撮れたと思う。それが終わった後、西ローランドゴリラのところへ行ったが、ざっと見渡しても姿が見えないと思ったら、3匹とも、洞穴の中にいて、ぐったりとした様子で転がっていた。気温も高いし、やっていられないという気分だったのだろう。


連写したシロテテナガザル


 バードハウスのインコのところに行った。鳥というのは、いつも動いている。しかも、暗い室内である。ISO感度を上げるのを忘れて、そのまま撮ってしまったので、いくら連写機能を使っても、あまり良い写真は撮れなかった。たとえば、三羽いたりすると、そのうち少なくとも一羽は、どこそこ動いてしまっていて、じっとしていてくれないのである。まあそれでも、一枚だけ、ほどほどの写真を上げておこう。

連写したバードハウスのインコ


 最後に、パンダのいなくなった上野動物園の隠れたヒーロー、ハシビロコウ(shoebill Storks)のところに立ち寄った。この鳥は、アフリカの湿地帯で、パピルスやアシの生えたところに生息している。小魚、両生類、爬虫類を餌としているようだ。その採り方はちょっとユニークで、湿地のところに、ともかくじっと佇んでいるのである。30分くらいは、へっちゃらだそうだ。そして、安心して近づいてくる小魚などをその大きな嘴で、さっと掬い採る。顔もなかなかユニークで、その表情が面白くて色々な方向からバチバチ撮っていたところ、急に大きな羽を広げて飛んでいってしまった。じっと立っているのに慣れているさすがのハシビロコウくんも、シャッターの音がうるさかったのかもしれない。申し訳ないことをした。

ハシビロコウ
ハシビロコウ



(2009年7月8日記)



関係記事 目次
1.オリンパス・ペンE−P1
2.一眼レフのお勉強シリーズ
(1)ホワイト・バランス
(2)アート・フィルター
(3)露出補正とピント
(4)連写機能とピント
(5)被写界深度とF値
(6)交換レンズの知識
(7)デジタル一眼レフ講座
一眼レフの実践編シリーズ
(1)不忍池の蓮を撮影
(2)奈良の夜景を撮影
(3)水族館の魚を撮影
(4)花のボケ味を撮影
(5)浅草サンバを撮影
(6)谷根千の花を撮影
[後日談]デジタル一眼E−P1その後

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