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一眼レフのお勉強(6)交換レンズの知識
オリンパス・ペンE−P1の二つの純正交換レンズ。右が広角単焦点レンズ、左が3倍の標準ズームレンズ


 私は一眼レフについて何にも知識がなくて、いきなり買ってしまったわけだが、それでも一眼レフには交換レンズが付き物で、しかもそのお値段は相当高いものだということぐらいは知っていた。オリンパスのサイトによると、交換レンズには、3種類あるという。

  々角レンズ・・・広く写すことができ風景を壮大に見せたり、狭いところも広く表現できます。
 ◆)庄鵐譽鵐此ΑΑΡ鵑のものを近くに引き寄せ、迫力のある表現ができます。
  マクロレンズ・・被写体に近寄って写すことができ、小さなものなどを大きく表現できます。


 それじゃ、標準レンズとは、いったい何なんだと聞きたくなるが、答えが書いていないので、ウィキペディアに助けを求めると、こういうことらしい。「写真で、原板(フィルムやガラス乾板など)の実画面サイズの対角線長に近い焦点距離のレンズのこと。対角線長の焦点距離のレンズは、パースペクティブが自然で、ポートレートを撮影する際のモデルとの距離も適度と、多くの用途で使いやすい。標準レンズより短焦点のレンズを広角レンズ、長焦点のレンズを望遠レンズと呼んでいる。その中でも、特に広角なものを超広角レンズ、特に望遠なものを超望遠レンズと呼ぶ。さらに中望遠レンズや準望遠レンズ、準広角レンズなどという分類もある。それらの基準は曖昧で、メーカーや資料、時期によって微妙に異なる。少なくとも、標準ズーム付きの一眼レフカメラやデジタルカメラが当たり前となったことで、中望遠、準望遠、準広角などの単焦点レンズは存在意義が薄らいだといえよう」なるほど、そういえば、私が今持っているコンパクト・デジカメも、確か8倍ズームだったことを思い出した。これはこれで、ものすごく高性能のレンズだったのだ。

 オリンパス・ペンE−P1には、今のところ純正レンズとしては、パンケーキ型の広角単焦点レンズと、標準3倍という標準ズームレンズの二つしかないようだ。ネットの噂話では、「オリンパスでは来春を目途に超広角ズームレンズと高倍率ズームを投入するなど、対応レンズを徐々に増やしていく計画」だという。それにしても、超広角ズームや高倍率ズーム・レンズもいいけれど、純正のマクロ・レンズが早く発売されないかなぁ・・・。

 それはその時になっての話であるが、ともあれ私は、その二つのレンズ付きのセットを買ってしまった。型式名は、広角単焦点レンズの方が、34mm相当の画角に対応する「M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8」で、小売価格は49,875円。標準ズームレンズの方が、35mm換算で28-84mm相当の画角に対応する「M.ZUIKO DIGITAL ED14-42mm F3.5-5.6」で、価格は、M.ZUIKO DIGITAL ED14-42mm F3.5-5.6が36,750円である。あれあれ、薄いパンケーキ型レンズの方が高いとは、いささか納得のいかないところである。

 実際にこれらのレンズをカメラに付けてみると、使い勝手が大きく違う。パンケーキ型レンズの場合は、厚みがわずか22ミリと、非常に薄い。だから、これを付けて写真を撮っていると、このカメラはファインダーというものがなくて液晶画面を見て被写体を眺めるため、まるで普通のコンパクトデジカメと変わらない感覚である。重さは、カメラ本体が335g、パンケーキ型レンズが71gだから、合わせて406gにすぎない。ちょっと重い昔のコンパクトデジカメとほとんど同じといってもよい。ただ、パンケーキ型レンズは単焦点レンズなので、撮っていてもズームができないから、素人には少しも面白くない。しかし、プロの眼ではまた違っていて、発表時の資料では、「薄さ22mmの超薄型パンケーキレンズ。レンズ全面にマルチコートを採用し、ヌケのよい描写性能を確保している。また、円形絞り機構を採用することで、自然なボケ味を演出する。さらに、ZUIKO DIGITAL 25mm F2.8と比較し、約2倍となる高速なオートフォーカス駆動を実現した」とのこと。悲しいことに、何のことか、さっぱりわからない。

 他方、標準ズームレンズの方は、わずか3倍程度だが、それでもズームが自在にできるので、現在のコンパクトデジカメと同じような感じで撮ることができる。だから、私はもっぱらこちらのレンズで撮っている。パンレットの解説によれば、このレンズは、いわゆる沈胴型といって、三重に畳み込まれていて、そのぶんコンパクトになっているし、重さも150gと軽量であるから、持ち運びしやすいのが良い点である。こちらも、プロの評価は「携帯性を高めるため、沈胴式の鏡枠機構を採用し、厚み43.5mmというコンパクトサイズを実現。ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6と比較し、体積比65%、質量比80%となっている。また、ズーミングによる全長変動が少ない負先行タイプの3群ズーム構成を採用したほか、EDレンズとHRレンズを貼り合わせることで、色収差発生を抑制する」とのこと。これも何を言っているのか、さっぱりわからないが、まあ、何はともあれ、性能を保ちつつ、その小型化に努めてくれたようだ。私としては、もう少しこれを使い込んでから、使い勝手をコメントすることにしよう。

 ところで、ネットサーフィンをしていると、ズームレンズの使い方を教えてくれるサイトがあった。それによれば、「皆さんはズームレンズの使い方を知ってますか?。昔のプロは性能が悪いという理由であまりズームを使いませんでしたが、今じゃ仕事にも便利に活用しています。でもそれはレンズ交換の手間を省く目的で使っている場合が多いですね。写真がうまい人は『1.ズームで希望の焦点距離に合わせて』『2.撮影する場所を移動して』『3.カメラを覗いて』シャッターを押す。おやじはこれがズーム本来の使い方じゃないかと思っています。一方、初心者や写真を良く知らない人は『1. ファインダーを覗いて』『2.自分は動かず』『3.ズームで大きさを変え』シャッターを押す。でもこれじゃいい写真撮れるわけないですよね?。ところが50mmを使ったことがなく、最初からズームで写真を始めるとこの使い方が身に付いて上達しなくなるようです。多分、どの焦点距離にすればどんな写り方になるか想像できないからでしょうね。」いやはや、これは全く私のことを言い当てている。まさに慧眼としか言いようがない。そういえば、私はテニスをするときでも、自分自身の体はあまり動かさずに、ラケットを持った手をちょいちょいっと動かし何とかごまかしてボールを打つ癖があり、コーチからは、「悪い癖ですが、もう今さら変えられませんね」と、さじを投げられてしまっている。まさか、それと同じようなことがカメラでも起こっているとは、気がつかなかった。そういうことで、標準ズームレンズばかりに頼るのではなく、パンケーキ型の広角単焦点レンズをもっと使い、しっかりマスターしなければ・・・。




【E−P1の売れ行き】

 ところで、このオリンパス・ペンE−P1は、7月3日の発売以来、果たして売れているのだろうか。その点、ネット情報によると、「出足が好調だ。発売1週目となる2009年6月29日〜7月5日の『BCNランキング』では、レンズキットなどを合算したデジタル一眼のシリーズ別販売台数で19.3%のシェアを獲得し、売れ筋ランキング2位のスタートを切った」という。ははあ、この未曽有の世界的不況の折りにもかかわらず、私と同じような新し物好きのおっちょこちょいが、世の中にこんなにいたとは思わなかった。



【交換レンズZUIKO DIGITAL】

 オリンパスのサイト中に、FourThirds規格の交換レンズ、ZUIKO DIGITALを詳しく説明しているものがあったので、ここで引用させていただく。E−P1の純正レンズがなかなか出ないなら、これを買うことにしよう。

 「ズイコーデジタル」は、デジタル専用設計により、撮像素子に対して光がほぼ真っすぐ入るように設計されており、画像周辺部や広角レンズ使用時でも、画質や光量の低下を最小限におさえ、撮像素子の性能を最大限に発揮させる高い描写性能が特長のフォーサーズシステム規格に準拠したシステムです。

 .錺ぅ疋此璽
 ワイド側12mm(35mm判換算:24mm)未満の広角域をカバーするズームレンズ。広角レンズの特長である遠近感の誇張や深い被写界深度などが、あなたの想像を超えた空間美を造り出します。

◆”現爛此璽
 12mm-18mm(35mm判換算:24-36mm)準広角域から望遠域までをカバーするズームレンズ。ポートレートから風景まで自然とこなせる高い画角域が、あなたの機動力をしっかりと支えます。

 望遠ズーム
 テレ側100mm(35mm判換算:200mm)以上の望遠域をカバーするズームレンズ。圧縮効果などが引き出す表現力とコンパクト性が、望遠の世界を拡げます。

ぁ|云播
 単焦点ならではの個性や性能を託されたレンズ。被写体を斬新に切りとる望遠域、空間意識を超えさせる魚眼、視覚の原点ともいえる標準レンズ。単焦点レンズはすべてに奥が深い。

ァ.泪ロ
 気軽に近接撮影ができるレンズ。日常の視覚を超えた近接撮影の世界は、ファインダーを覗いた瞬間から多くの人を惹きつける不思議な魅力に満ちています。


 そうか、そうか・・・。いやはや、物入りなことになりそうだ。



(2009年7月12日記)



関係記事 目次
1.オリンパス・ペンE−P1
2.一眼レフのお勉強シリーズ
(1)ホワイト・バランス
(2)アート・フィルター
(3)露出補正とピント
(4)連写機能とピント
(5)被写界深度とF値
(6)交換レンズの知識
(7)デジタル一眼レフ講座
一眼レフの実践編シリーズ
(1)不忍池の蓮を撮影
(2)奈良の夜景を撮影
(3)水族館の魚を撮影
(4)花のボケ味を撮影
(5)浅草サンバを撮影
(6)谷根千の花を撮影
[後日談]デジタル一眼E−P1その後

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