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青山という土地柄


 毎日曜日ごとに、いつも何の気なしに神宮のテニス場に通っている道がある。地下鉄半蔵門線の青山一丁目駅で降り、国道246号線に沿って歩いて神宮外苑の交差点を右折し、銀杏並木を通るというコースである。時間にして7〜8分間の散歩である。その途中には、これといった特徴のある建物もなく、わずかにガソリン・スタンドが目立つくらいの平々凡々たる道にすぎない・・・と思っていた。

 ところが、先月に発売された月刊文芸春秋によると、北青山に、麻生太郎首相御用達の紳士服の仕立屋があり、首相が学生時代以来、もう何十年も通っているとのこと。その名は、「テーラー森脇」だという。住所は、まさに私が毎週通っているその道沿いではないか・・・でも、そんなのあったっけ・・・という感じである。しかし、ようやく思い出した。そういえば、さっぱり目立たないが、そのようなお店があったような気がする。

 そういうわけで、この間の日曜日、いつものテニス道を通っていてそれを思い出し、その店を通ったときに看板を見ると、確かに、「テーラー森脇」と書いてあった。ご丁寧になことに、ショーウィンドウの片隅に麻生首相のポスターが貼ってあったのである。なるほど・・・忠実な仕立屋さんのようだ。

 ところで、私が面白いと思ったのは、その「テーラー森脇」の前の歩道にあった自転車につながれた四角い箱である。その中には、かわいいワンちゃんたちが3匹、おとなしく主人の帰りを待っている風である。体の大きさは大中小、色は白茶黒、まちまちである。回りを見渡しても、飼い主らしきご仁はいない。あれれ・・・、一体どうしたのだろう。直射日光が当たって暑そうな中、ときどき舌を出してハアハアと息をしながら、このワンちゃんたちもキョロキョロして探していた。

 都心にあるそういう不思議な土地、それが青山なのである。




(2009年7月15日記)
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