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世界らん展2010

世界らん展2010のディスプレイ


 東京ドームで開かれている世界らん展2010 に行ってきた。私がこれを見るのは、2001年2005年2008年に次いで4回目ということになる。年ごとにますます盛況になる・・・といいたいところだけれど、前回と同じく今年も休みの日に行ったが、むしろ観客の数は少なめではないかと思う。こんなところにも、元気がない最近の日本の様子が表れているのではないだろうか。

世界らん大賞をとったデンドロビューム フィンブリアタム



 今年の大賞は、神奈川県の永井清さんが育てたデンドロビューム フィンブリアタム,オクラタム‘ロング ウェル’(上の写真)に決まった。ネット上で公表された講評によると「デンドロビューム フィンブリアタム,オクラタムは、インド、タイ、中国南部に幅広く分布する着生蘭です。今回大賞を受賞した個体は、株の高さが約125cm、80を超える花房に、2000輪近い花をバランス良く咲かせ、栽培賞も受賞した大作です。濃黄色の花弁に、黒褐色の唇弁のアクセントが美しく花形、花の大きさも優れた個体です。」という。しかし、あまりに高い所に麗々しく置いてあるものだから、ひとつひとつの花が良く見えない。そこで超望遠レンズで撮って、やっと確認する有り様である。もう少し、観客フレンドリーな展示にしてほしい。

らんの定番のカトレアの花

ディスプレイの工夫



 今回は、個々の花の美しさはもちろんであるが、ディスプレイ部門で様々な工夫をしている展示が多かった。そうして、花とディスプレイをひとつひとつ写真に撮り、楽しませていただいた。花の中では、カトレア、リカステ、それにファレノプシス(胡蝶蘭)などはもちろん美しいが、今回は私の好きなパフィオペディラム(天使のスリッパ)にけっこう色々な種類が展示されていて、ひとつひとつ見て回り、時間を忘れるほどだった。

パフィオペディラムを正面から見る

パフィオペディラム側面から見る



 ところで、今回いささか驚いたのは、白い胡蝶蘭に、見たことのない新品種が現れたからである。しかしよく見ると、単に白い花弁の上に模様がプリントされたり、キラキラひかるラメのようなものが振り掛けられているだけではないか・・・これではまるで、お化粧のようなものだ。私などは、花が持つ自然の素朴な美を味わいたい方だから、花に対してこういうネイル・アートもどきのお化粧が流行ったりすると、いささかどうかという気がするところである。

ラメを振り掛け、かつプリントをしてある胡蝶蘭






 世界らん展の全体ディスプレイ(写 真)は、こちら。

 世界らん展 パフィオペディラム(写 真)は、こちら。





(2010年2月20日記)


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