<< 初孫ちゃんは1歳4ヶ月 | main | 新宿御苑の八重桜 >>
巴屋と不忍池

不忍池で満開の八重桜


 私の自宅近くに、池之端・巴屋(いけのはた・ともえや)という、小ぢんまりと家族でやっている蕎麦屋があり、休みの日には家内とよく出かける 。こちらは、蕎麦粉から引いてご主人が手打ちをしている蕎麦を出すものだから、とても美味しいと思う。私は、夏には天せいろ、冬になると鍋焼うどんを注文するというのが定番なのだけれど、たまに蕎麦がきしるこなどというものを頼んだりして、「ああ!また 太りそうだ」などといいながら食べているから、世話はない。客筋はというと、元々は周辺にたくさんあるお寺の法事に来た人たちが主なお客さんだったと思うが、そのほかのお客としては、ちょうど東大の医学部の裏手にあるものだから、東大病院の関係者も多い。

巴屋の狸と紫陽花


 ところで、この愛嬌のある狸の置物は、この巴屋のご主人ご自慢のマスコットで、店の前に置いてある。いかに大事にしているかは、いつも その顔から始まって胸やら腹やらがピカピカに拭かれていることで、よくわかる。聞くと、あまりに可愛いものだから、盗まれないようにと、毎晩、店の中に取り入れているそうだ。一昨日に行ったときには、狸の傍に、満開の紫陽花の鉢が置かれていて、これが狸の顔と、よく調和していた。

不忍池のボート


 さて、巴屋を出て、それから不忍通りを渡り、不忍池に行ってみると、ちょうど八重桜が満開となっていて、いやいや、とても素晴らしい風景である。きょうは、数日ぶりにポカポカとなった春の陽気に誘われて人出が多かった。池にはたくさんのアヒルの形をしたボートが一杯に出ていて、八重桜を湖上から観賞いう趣向である。こちらのボート池が賑わいを見せる一方で、隣の蓮池の方では、まだ蓮草は枯れたままだったが、これが6月にもなれば、池の全面が蓮の葉に覆われるというのであるから、植物 の生命力はただただ凄いものだと感心する。

不忍池のボート



(2010年4月25日記)


カテゴリ:- | 21:31 | - | - | - |