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徒然182.古河庭園の薔薇のライトアップ

ライトアップされた古河庭園の薔薇


 先日、古河庭園の春の薔薇を見に行ったばかりである。それをこのシーズンには夜まで公開を延長し、ライトアップをやっているが、それがなかなか良いと聞いて、それを見物に行った。ちょうど、自分の法科大学院で修了生を集めた懇親会が開かれた夜だったので、そのついでに立ち寄ったから、着いたのは午後7時半を回っていた。

ライトアップされた古河庭園の薔薇


 古河庭園の園内に入り、洋館のところまで来て、その明るく輝く洋館のすっきりとした美しさに見とれ、そしてまたその前に植えられた数々の薔薇の妖艶な妖しいまでの美しさに幻惑されるようであった。これは話に聞いたより、数倍も素晴らしい。だいたい、薔薇という花は、幾重にも重なる花びらが美しさの大きな要因となっているが、それが闇夜の中にライトアップされているおかげでますます陰影が付いて見え、それがまた昼間とは違った美しさを醸し出している。赤い薔薇、白い薔薇、ピンクの薔薇と、昼間とはまるで異なる花を見ているように思える。

ライトアップされた古河庭園の薔薇

 ただでさえ様々な色の薔薇が、ライトを浴びてまた別の色彩を放っていたり、昼間は楚々としてつましいとさえ思った白い花がうって変わって誠に妖艶な雰囲気を漂わせていたり、それもライトの角度によってまさに千変万化のたたずまいを見せているからである。それに、しっとりとした洋館も、そうした薔薇の花壇の華やかさとよく調和し、辺りに高貴な気分が充ち満ちている。いや、これは見事である。

ライトアップされた古河庭園の薔薇を見に来たメイド姿のお姉さん


 それにまた、そうした薔薇の花々と、背景に見える洋館との取り合わせがまた、何ともいえないレトロな雰囲気を感じてしまう。思わず見とれていると、私の目の前には、まるでタイムスリップをしたかのごとく大正時代のキャフェーの女給が突然に現れた。おやまあ・・・何ということか・・・と思って、目をこすってよく見ると、何だ、秋葉原のメイド姿のお姉さんではないか・・・でも、一瞬、本当にタイムスリップをしたようだったので、我ながら驚くやら苦笑するやら・・・まったく面白い夜となった。皆さんにも、このライトアップの期間に行くことを、是非お勧めしたい。ひょっとして本当に鹿鳴館時代にタイムスリップするかもしれないから・・・。

ライトアップされた古河庭園の薔薇


 そんなことで、しばらくそういう雰囲気を眺めて楽しんでいたが、何をしに来たのかと、ふと、仕事を思い出した。写真を撮りに来たのだった。そこで我に返ってカメラを手にした。カメラマンとしては、手当たり次第にパチパチと写真を撮りたいところだが、何しろフラッシュなしの夜間撮影となる。そうすると、薔薇と洋館を照らすライトの光だけが頼りだから、なかなか思うような写真は撮れない。人出も多いから、三脚は使うべきではない。そういうわけで、なるべくカメラがぶれないようにして、やっと撮って回ったのが、次の写真である。カメラを動かさないように撮るのが、一苦労である。ああ、疲れた。美を追い求めるというのも、いささか大変なことである。まあ、相手が人間である場合よりマシなことは、確かであろう。

ライトアップされた古河庭園の薔薇


ライトアップされた古河庭園の薔薇


ライトアップされた古河庭園の薔薇


ライトアップされた古河庭園の薔薇


ライトアップされた古河庭園の薔薇


ライトアップされた古河庭園の薔薇


ライトアップされた古河庭園の薔薇


ライトアップされた古河庭園の薔薇


ライトアップされた古河庭園の薔薇


ライトアップされた古河庭園の薔薇


ライトアップされた古河庭園の薔薇


ライトアップされた古河庭園の薔薇


ライトアップされた古河庭園の薔薇


ライトアップされた古河庭園の薔薇


ライトアップされた古河庭園の薔薇




 薔薇のライト・アップ(写 真)は、こちらから。

 古河庭園の昼間の薔薇(写 真)は、こちらから。

 古河庭園の昼間の薔薇(エッセイ)は、こちらから。


(2010年5月30日記)


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