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徒然303.湯島梅園の鴨鍋

湯島梅園


 夕方、会食があって湯島の料理屋「梅園」に出かけた。自宅から歩いて行ける距離だが、この日の気温は日中36度、夜になっても30度近くと、尋常ならざる暑さだ。来年のこの時期は東京オリンピックが開かれているので、来年もこんな調子では日射病と熱射病で倒れる人が続出しないかと心配になる。本日の料理屋は、歩いて20分で行けるとはいえ、着いて汗だくになっているのも困るので、わずか一駅だが地下鉄に乗り、湯島駅で降りて坂を上って行った。

 「梅園」は、同じく鳥料理屋の「鳥よし」の陰にあるし、駐車場の脇にあるから、一見すると非常にわかりにくい。ただ、玄関は、なかなか趣きがある。昭和51年の創業だそうだ。さっそく、名物の鴨鍋コースを注文する。すると、醤油味か塩味かと聞かれた。私は、さっぱりした塩味も悪くないと思うのだが、若い人は醤油味が良いと思って、それを注文した。


湯島梅園の鴨鍋の始まり



 お通しとか色々と出てきた後に、メインの鴨鍋として持ってこられたのが、次の鍋だ。あまりのユニークさに、一瞬ギョっとする。よく見ると、こんもりと鴨が盛り付けてあって、真ん中からエノキ茸が傘のように四方八方に広がる面白い造形だ。うーんと唸るしかない。これこそ奇観と言って良い。これでは鴨肉が煮えないではないかと思うのだけど、実は小山の中心がキャベツで出来ていて、煮え立ってくるにつれて高さが低くなってくる。その間、2回ほどご主人がやってきて、鴨肉と野菜の小山をときほぐす。そうすると、次のような普通の鍋になる。それを取り分けて、美味しくいただいた。鴨肉だからいささか脂っぽいが、栄養満点だ。鍋は冬という先入観念があったが、この暑さでこういう物を食べると、夏バテ防止になる。

湯島梅園の鴨鍋の食べごろ







(2019年8月2日記)


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